小中大
よくある質問サイトマップ
カレンダー
2025年8月
« 7月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
カテゴリー
アーカイブ
 

ワレモコウが咲き始めました

堀金・穂高地区
2010年8月2日

少し早いですが、ワレモコウが咲き始めてきています。

花期自体はそんなに長いわけではありませんが、ガク片が残り、長く秋を彩ってくれる秋を代表する野草です。

名前の由来としては、割れ木爪(割れている帽額=モコウ)からという説や、吾木香(吾=我、日本の、木香=インド産の香木:根の形が木香に似ている)から名づけられたという説があります。

現在使われている当て字としては、「吾亦紅」というのが一般的です。

私も紅いんですよ

ささやかに自己主張しているようで、私は好きです。

 

オミナエシが咲いています

堀金・穂高地区
2010年8月1日

女郎花(おみなえし)

オミナエシの花の黄色く小さい粒粒を粟のご飯に見立てて、粟花(あわばな)と呼ぶ地域もあるようです。

白い米を「男飯」と呼んだのに対して、粟のご飯を「女飯」と呼び、「おんなめし」→「おみなえし」となったという説や、おみな(女)えし(へし=圧し)から、(美しい女性をも圧倒するような美しさってことでしょうか?)この名前がついたという説など諸説あります。

万葉の時代には、美人部為、佳人部為などの名が当てられていたそうで、いずれにしても美しい女性を連想させるような植物であったと思われます。

群生して風にそよぐ姿は、女性的美しさがあります。

一方でオトコエシという植物もあり、花は白くオミナエシに比べ力強い印象があります。

オミナエシは秋の七草として、昔から親しまれてきた植物です。

しかし、キキョウやフジバカマほどではありませんが、近年めっきり自生個体が減ってきてしまっています。

どこにでもある、当たり前のようにある野の草花だと思っていたものが、実は徐々にその姿を消しつつあります。

オミナエシなどが生育する何気ない草地を守っていく、というのがいかに難しいか、秋の七草は様々な感慨を与えてくれます。

 

ミソハギが咲き始めました

堀金・穂高地区
2010年7月31日

ミソハギの花が咲き始めました。

旧暦のお盆の頃に咲くので盆花とも呼ばれています。

花穂に水を含ませ、供物などに水をかける風習があり、ミソギハギ(禊萩)から転じてミソハギと呼ばれるようになったという説があります。

水田の畦や、水辺で見ることのできる植物ですが、公園内では池の周囲、段々花畑で見ることができます。

 

ヤナギラン

堀金・穂高地区
2010年7月30日

ヤナギランの花がぼちぼち終わり、種子ができてきました。

ヤナギランは日当たりの良い草地に生えるパイオニア(先駆)植物です。英名では Fireweed(火の雑草)といいます。これはヤナギランが山火事の跡地後などに群生する性質から付けられたそうです。

種子の散布の仕方は、風散布、動物散布、自然散布、重力散布など様々ありますが、ヤナギランの種子は風によって散布されます。

風散布される種子は基本的に軽いものが多く、養分 を多くためることができません。そのため芽生え時から活発な光合成が可能な場所で繁殖する先駆種に多くみられます。

 

ヒオウギが咲き始めました

堀金・穂高地区
2010年7月29日

ヒオウギが咲き始めました。

ヒオウギの名前の由来は葉の形が、檜扇(ヒノキの薄い板を合わせた扇)に似ていることから、この名前がつきました。

こんな葉っぱ

ヒオウギの種は「ぬばたま」と言われ、黒や夜などにかかる枕詞として使われています。

「ぬばたまの 夜さり来れば巻向の 川音高しも 嵐かも疾(と)き」柿本人麻呂

 

あづみの苑地

大町・松川地区
2010年7月28日

あづみの苑地は、主に高山の植物をテーマに育成されています。

コマクサです。高山植物の女王とも称され、高山植物の中でも高い人気を誇っています。コマクサの名は、花の形が馬(駒)の顔に似ているからだそうです。

 

ヒヨドリバナが咲きはじめました

堀金・穂高地区

今、公園内ではヒヨドリバナが咲きはじめています。

ヒヨドリバナは、フジバカマと同じ仲間で、ヒョウモンチョウの仲間やアサギマダラなどがよってきます。白く小さな花がたくさん集まったその姿は涼しげです。

公園内には、ヒヨドリバナ、ヨツバヒヨドリ、サワヒヨドリ、フジバカマなどがあります。探してみてください。

ヒヨドリバナの語源はヒヨドリが山から下りてきて鳴くころに咲き始める事から名前がついたようですが、そのヒヨドリも採食行動の変化からか、1970年代以降、普通に一年中都市部で見られるようになってしまっています。

 

昆虫たちのレストラン②

堀金・穂高地区
2010年7月27日

以前紹介した昆虫たちのレストランにコムラサキが来ていました。

 

ヤブランの花

堀金・穂高地区
2010年7月26日

ヤブランの花が咲き始めました。

今週中にはだいぶ咲いてくるんじゃないかと楽しみにしています。

写真は、ヤブランのつぼみの状態です。

林床に咲く薄紫色の花はとても可憐でかわいいですよ。

 

林内、林縁で見られる花々

大町・松川地区
2010年7月25日

ノリウツギの花が咲いています。和紙を漉く際の糊に利用したことからこの名前がついたようです。○○ウツギとついていますが、いわゆるウツギ(卯の花)がユキノシタ科のウツギ属であるのに対して、こちらは、ユキノシタ科のアジサイ属に属しています。花もアジサイに似ています。

こちらは、ムラサキシキブです。名前の由来は平安時代の女性作家紫式部からきています。秋には紫色の果実がつきます。

こちらはリョウブ

アルプスあづみの公園の林内には他にも夏の花が咲き始めています。

木立の間を吹き抜ける風と夏の花を楽しみながら公園内を散策しにきてください。