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先日の雪で冬に後戻り…かと思いましたが、確実に春が近づいているようです。
雪に埋もれていた「れき原の花畑」も少しずつ雪解けが進んでいます。
良く見るスイセンの芽も顔を出し始めています。
これから一気に春になるのも楽しみですが、まだ雪で遊び足りない!というちびっ子もいいのでは?
だいぶ雪も少なくなってはしまいましたが、そりゲレンデはもう少し楽しめそうですよ。
公園内の雪もだいぶ解けてしまいましたが、アルプス広場の #そりゲレンデ はもう少しそり遊びが楽しめそうです pic.twitter.com/8mAFwG0NNo
— 国営アルプスあづみの公園 大町・松川地区 (@azumino_OM) March 16, 2024
先月の9月17・18・23・24日に開催された「アサギマダラ観察会」。
捕獲したアサギマダラにマーキングをして放蝶する、という内容でした。
アサギマダラは、マダラチョウ科に属する種類で、渓谷や高原に分布しています。1000㎞を超える渡りをすることで知られており、「アサギ」は「浅葱色(薄い青色)」から由来しています。
大町・松川地区では、れき原の花畑の横や、シェードガーデン近辺にアサギマダラの好物である「フジバカマ」が植えられており、その蜜を求めてアサギマダラが訪蝶するのです。
マーキングされたアサギマダラたちは、渡りをする途中で再捕獲されることがあります。
そして先日、大阪にある「大阪市府民の森ぬかた園地」から、再捕獲の情報が飛び込んできました!
観察会以外の機会にもサポーターによるマーキングが行われ、その総数は54頭にものぼりました!
そのうち、再捕獲レポートが入ったのは4件。(10/8現在)
例年より再捕獲率がとても高く、関西方面からレポートが入っています。
長野県で我々が邂逅したアサギマダラが、遠く離れた地域でまた誰かと出会っているというのは、とてもロマンチックに感じますね♪
フジバカマのピークも終盤を迎え、アサギマダラの見られる数も少なくなってきてしまいましたが、興味のある方はぜひお問い合わせいただき、ご来園を考えてみてはいかがでしょうか!
クリやキノコなど、公園内の植物及び昆虫等の採取は禁止となっており ます。採取はせずに、見てお楽しみください。
涼しくなったと思いきや暑い日々に逆戻りしているあづみの公園です。
日中の陽射しがとても強いせいで、夜になっても熱が残っており気温が下がらないという日が多いように感じます。
日中でも、園内の日陰や森の中は風通しも良く涼しいのですが、日の当たるところはどうも長居できません…
そんな日々ですが、木の実が熟し始めたり、少しずつ紅葉も始まっていたりと変化が目に付くようになってきました。
クルミ、ドングリ、クリ…秋の味覚ですね✨
他にも、低木や山野草もひっそりと色づいていたりしますよ。
春や梅雨の頃ほどにぎやかではありませんが、秋の花木たちは眺めているとなんだかノスタルジックな気分になります。なりませんか?
こちらはコムラサキ、ヤマハギ、エゴノキの実です。
入口広場のモミジは狂い咲き?
春頃に花を咲かせるはずなのですが、今になって実をつけています。
クルミの木も、一部の葉だけ黄色くなっていたりと不思議な感じに。
厳しい暑さのせいなのか、植物たちの開花時期や紅葉時期が例年通りとはいかなさそうです。
これからのシーズン、紅葉を観にご来園の際はHPやブログ等のチェックをお忘れなく!
クリやキノコなど、公園内の植物及び昆虫等の採取は禁止となっており ます。採取はせずに、見てお楽しみください。
いよいよ今週末7月15日(土)から、「夏のアルプス大冒険~ずぶぬれ覚悟!サマースプラッシュ~」が開催です!
雨が降ったりと天候が不安定な日も多いですが、着実に夏が近づいているのがわかります。
レストランの前にもオカトラノオが咲いていました!
その付近には、ホタルブクロも咲いています。
先週頃から、園内各所で咲き始めました。”蛍”と聞くだけでも、夏を感じますね。
また、ヤマアジサイも見頃を迎えており園内各所で見られます!
おススメは、渓流ピクニック広場の、小川沿いの散策路です🌸
園芸種のような豪華さはありませんが、森の中に咲く水色の花が目を惹きます。
※こちらの写真は、インフォメーションセンター側の門付近に咲いていた個体です。
インフォメーションセンター前の花壇にはケイトウが植えられています。
鮮やかな赤色が綺麗です。こちらも夏を感じるお花ですね。
そして、8月5日(土)から始まる「サマーイルミネーション」に向けて、園内では準備が始まっています!
お馴染みの和傘の小径や、生き物たち、イルミネーション花火などが飾られ始めました。日に日に準備が進んでいく様子はなんだか、お祭りの前日のようでわくわくしてきます。
7月15日(土)・16日(日)には「ツリーイング」
15日(土)~17日(月・祝)には「夏休み科学実験教室」
イベントも盛りだくさんです!
ぜひ、夏休みのスタートダッシュを、アルプスあづみの公園(大町・松川地区)で切ってください✨
皆様のご来園をお待ちしております!
7月2日(日)に、シェードガーデンの監修をしていただいた矢澤秀成先生による「シェードガーデン管理ボランティア」を行いました!
午前の講義を受けた後、シェードガーデンで実際に管理作業に取り組みます。
花期が終わった花柄の摘み取りや、球根の間引きを行いました。
当日はお天気が良く、とても暑い日でしたが、シェードガーデンは風通しがよく涼しいほどでした。真夏日でも、自然を親しみながら快適に過ごせることがシェードガーデンの魅力のひとつです。
アルプス大草原からシェードガーデンに足を踏み入れると、まるで別の公園に来たかのような雰囲気に包まれます。
もう花期が過ぎてしまった植物もありますが、上の写真のようにこれから花が開き始める種もありますよ。
夏に向けてより一層緑が豊かになっていくシェードガーデンの様子を、ぜひ一度はご覧いただけたらと思います!
先日、関東甲信が梅雨入りしたとの報道がありました。
雨の日が増えてきて、憂鬱な気分になっている方も多いのではないでしょうか。
じめじめして洗濯物は乾かないし、外出も気が乗らなくなり、いいことがあまりないような気がしてしまいます。
しかし、我々人間とは対照的に、植物たちは元気いっぱいです。
あおあおと葉をつけたモミジの葉が雨に濡れて、幻想的な雰囲気に。
園内に広く生えているエゴノキは、真っ白な花をたくさんつけています。
近寄ると、お花の甘くていい香りが感じられます。
雨や風の影響で花が落ち始めているので、見頃もそろそろ終盤といった印象です。
一部のモミジイチゴは、葉の裏側に実をつけていました。つやつやとして、おいしそうですね。
あづみの苑地のニッコウキスゲもたくさん花が開いてきました。
遠くから見るとあまり目立たないように感じますが、近くで見ると華麗です。
シャクヤクは、もともと大きな花の自重でうなだれていたところを雨に打たれたせいか、ほとんどが下を向いてしまっています。
花びらも落ちているので、見頃は終わりのようです。
そしてなんといっても、雨の季節に出てくるものといったらキノコです。
園内では様々な種類のキノコが見られますよ。
つい見逃しがちな足元も、よーく見てみるといろいろなキノコたちが…
なんだか、雨の日の散策が楽しみになってくる気がしませんか?
※毒性を持っている場合がありますので、園内に生えているキノコには触らないようにお願い致します。
最後に、見頃を過ぎてしまいましたが、ギンリョウソウもまだ見られますよ!
枯れ始めているものと、まだまだ元気なものと2つの姿が見られます。
長靴やレインブーツなど足元が濡れない履物で、雨の日の園内を散策するのも普段とは違った景色や植物などが観察できるのでおススメです。
ぜひ、足を運んでみてくださいね♪
先日からお伝えしているシャクヤクの花がやっと咲きました!
鮮やかな3色の、大輪の花です。
園内に咲いているほかの花や樹木に比べると、派手で目を引きます。
このシャクヤクは立ち入り禁止のコーンの先にありますが、見ていただけます。ご覧になりたい方はぜひお越しくださいね。
まだ開花していないものもあります。
これから花が咲くのが楽しみですね。
先日からお伝えしているシャクヤクのつぼみが開き始めました。
つぼみが膨らみ始めてからおよそ2週間かかりました。
明日は休園日ですので、明後日に公園に来たら開花しているのだろうとわくわくします。
あづみの苑地のニッコウキスゲも咲き始めた花が増えてきました。
それと、園内では不思議な現象が起きています。
例年のツツジの開花リレーは、
「ミツバツツジ」→「ヤマツツジ」→「レンゲツツジ」
となっているのですが、今年はほとんどのレンゲツツジがもう開花を終えてしまっているのです。
日陰には、ミツバツツジやヤマツツジがまだ咲いているところもあります。
園内を散策しながら、花のようすを比べてみるのも面白いかもしれません。
どこにどんなお花が咲いているか気になった方は、ぜひ管理センターまでお気軽にお問い合わせください。
🌲森のクラフトパーティー🍃
5月27日(土)から7月2日(日)まで、「森のクラフトパーティーを開催します!
初夏の森を舞台に、様々なワークショップや体験プログラムを実施!
新緑の中でアクティビティに挑戦してみませんか?
詳しくはチラシ及びHPをご覧ください!
https://www.azumino-koen.jp/oomachi_matsukawa/event/index.php
5月25日(木) シャクヤク
梅雨は雨が多くて苦手だという方も多いのではないでしょうか。
しかし、むしろアルプスあづみの公園大町・松川地区は、新緑が生い茂り様々な山野草が花を咲かせ始めている時期にあります。
昆虫としてはハルゼミ、野鳥としてはキビタキ、山野草としてはアヤメやニッコウキスゲなど…
森の中に息づく豊かな自然が見られますよ!
そして今回ご紹介するのは、入口広場に植栽されているシャクヤクのお話です。
シャクヤクは、入口広場を出て芝生から右手の園路を進んだところにあります。
緑のコーンが置いてあり、立ち入り禁止とも書いてありますが、シャクヤクを見ていただくことは可能です。
実は、咲きそうで咲かない日々が続いております。
明日26日(金)は曇りの予報ですのでまだ開花しないかもしれません…
しかし27日(土)は晴れマークが!
一気に開花するかも?油断ができませんね。。
そしてこちらはササバギンラン(左)とニガナ(右)です。
ギンラン、ササバギンランはここ数日の雨や寒暖差でピークは過ぎてしまった印象です。
まだ開花前の個体もあるので是非観察してみてくださいね!
ニガナは園内各所に自生していますが、こちらの個体はシャクヤクの正面で見られました。
「雑草かな…」と思われがちですが、ニガナも野山に生える山野草です。かわいらしい花をつけるのでこちらも併せて観察してみてください。
冷たい雨が上がり、一変して真夏日が続いています。
相変わらず全体的な開花は早いものの、同時に様々な種類の花たちが見られる状況になっています!
入口のスイセンは今ちょうど満開を迎えていますが、れき原の花たちはすっかり枯れてしまいました…。
しかし、今の時期に園内を散策するとたくさんの山野草が見られるチャンスです!
人の手によって植栽された植物ではなく、園内に自生しているものがほとんどです。
公園を歩きながら山野草が見られるのも大町・松川地区のおススメポイントですよ!
それでは本日の園内のようすをお届けします。
簡単なものですが、今回ご紹介する花たちの花マップを作成しましたのでぜひご覧ください!
ギンラン
「森の貴婦人」という花言葉を持つギンラン。
樹木の根に結び付く菌根菌と共生するランで、森の中でも固有のエリアにしか根付きません。
とてもかわいらしい風貌なので手元に置きたくなる方もいるかもしれませんが、移植しても枯れてしまいます。その場所でしか咲くことのないレアなお花です。
森の体験舎付近の散策路や、アルプス広場から渓流ピクニック広場へ向かう途中の園路沿いなどにまれに見られます。とっても小ぶりなので、よく足元を見ながら歩いてみて下さいね。
レストラン(休憩棟)の正面にある囲いの中にも、ササバギンランと混じって咲いていたりもしますよ!
ササバギンラン
先ほど紹介したギンランに似ていますが、葉の形が「ササ」に似ていることと、大きさや葉の付き方などで区別することができます。
ギンランと比較すると大きく、葉の間からつぼみがひょっこり現れたかのような咲き方をしていますね。
こちらのササバギンランはレストラン(休憩棟)の前の囲いの中でたくさんみることができます。
開花はこれからなのでまだまだ楽しめます。
イカリソウ
ギンランたちに混じって咲いていました。
変わった形の花をつけています。
上から見ると花弁の表面が淡いピンクで、横や下から見ると真っ白なのがコントラストになっていて華憐です。
ヒメシャガ
こちらもレストラン(休憩棟)付近や、入口広場付近の林内(囲いの中)で見られます。
小さなアヤメのような花で、慎ましくも華やかな姿を見せてくれます。
淡い紫色が新緑に映えていてとても綺麗です。
ニッコウキスゲ
あづみの苑地に青々と葉をつけているニッコウキスゲ。
フライングしたいくつかが花を咲かせています。
だいぶつぼみが膨らんでいるので、もうじき咲き始めるでしょう。
クリンソウ
あづみの苑地からせせらぎの方へ降りていくと、クリンソウが咲いています。
新緑に包まれた森の中で鮮やかなピンクの花が目を引きます。
園内ではここでしか見られない貴重なお花です。
木漏れ日と野鳥の鳴き声、そしてせせらぎの音が心地よくて、癒されるスポットなんですよ。
そしてそのままおたま池の方へ降りていくと、ヒオウギアヤメが見られます。
ギンリョウソウ
最後は、先日からお伝えしているギンリョウソウのようすで締めくくりたいと思います!
園内を歩いていると本当にいろいろなところで見られます。散策路に入ると高い確率で出会えます。今年はかなり数が多いのではないでしょうか。
確実に見られるのはやはり、森のゲート付近の小道です。
インフォメーションセンターから近い場所で見てみたいという方は、空中回廊の下の散策路がおススメです。
まだまだお伝えしたいお花があるのですが、膨大な量になってしまいますので次回に分けたいと思います!
GWが終わってしまいましたが、イベントのほかにも魅力たっぷりの当公園にぜひお越しください✨